カンパニョーロ純正のアプリであるMy Campy。変速のセッティングやバッテリー残量の確認などができるEPSユーザーには必須のアプリです。
アプリのインストールから機能、使い方を解説します。
アプリは2種類ある?
現在App Storeで「My Campy」と検索すると2つのアプリが出てきます。
1つは「My Campy」もうひとつは「My Campy 3.0」です。

3.0とついている方が新そうなイメージですが、その通りで「My Campy3.0」は最新のワイヤレスモデルと昨年発表されたパワーメーター対応のアプリです。

変速のセッティング等に加え、パワーデータの分析もできるようです。
以前パイオニアのパワーメーターを使っていた際、分析用のアプリ「シクロスフィア」がありましたが、同じようにパワーデータの分析ができるのではと思います。
筆者の使用しているスーパーレコードはワイヤレスになる前のv4世代ですが、こちらのアプリは完全に
ワイヤレス専用のようで、ペアリングができず、何も使用できませんでした。
V4以前の有線モデルを使用している方は素の「My Campy」をダウンロードしましょう。
アプリのセッティング
「My Campy」アプリをダウンロードして立ち上げるとこのようなペアリングの画面が表示されます。

EPSのエルゴパワーには親指シフトの横に丸いボタンが有ります。(これを押すことでバッテリー残量簡易的な確認もできます。詳しくはEPSの充電方法に関する記事をご覧ください)
このボタンを押すと自分のEPSが表示されますので選択します。
ちなみに一度ペアリングするとずっと接続されるわけではなく、アプリを終了すると切れてしまいますので都度繋ぎ直す必要があります。

アプリでできること
ペアリングが完了するとこのようなダッシュボードの画面になります。

画面上から
・バッテリー残量の確認
・ギア位置の確認
・変速のセッティング
となっています。
それぞれについて詳しく見ていきます。
バッテリー残量の確認
インターフェイスのランプでは大まかな残量しか把握できませんが、
こちらを見れば残り何%か一目瞭然です。
ギア位置の確認
今自分がどの歯数を使用しているか見ることができます。
自宅でメンテ等をしている際はあまり必要性を感じませんが、スマホをハンドルやステムにつけて走れば、ライド中に確認することもできます。
が、シマノのDi2であればギア位置がわかる専用のインジゲーターがあるので、スマホアプリでしか見れないのはEPSの弱みですね。
自分の装着しているギアについてはこちらから選択できます。前は52-36 or 50-34 後ろは11-29 or 11-32が選択できます。
変速のセッティング
一番メインの機能と思われる変速のセッティングですが、
下記2つの項目があります。
・Active Style
・Shifter mode
Active Style
ライドのスタイルに応じた変速のアルゴリズムを下記の4種から選択できます。

《Race》
工場出荷時の設定です。変速レスポンスが早く、アップ・ダウン共にシフトレバーの長押しで無制限の多段変速が可能です。
《Comfort》
快適なライドをEPSがサポートしてくれるモードです。
フロントが変速された際、ギア比が近くなるようにリアが自動的に変速されます。Di2のシンクロシフトと同じようなものですね。
変速のレンスポンス(ディレーラーの動き)がソフトな感じになります。動作のモーター音も音色がかなり異なります。
また、多段変速は不可になりレバーを長押ししても何も起きません。
《Sport》
上記2つの中間のようなモードですが、中途半端であえて使う場面が見当たらないモードですね。
多段変速は上下3段まで可能で、変速レスポンスはRaceとComfortの中間、自動的にギアが変わるサポートもありません。
《Sequential Shift》
リアの変速に合わせたフロントの自動変速を自身で設定できるようです。

例えばこちらの画面のように設定すると、
フロントがインナー(36t)の時にリアが15tになると自動でフロントがアウター(52t)になります。
Shifter mode
デフォルトでは機械式と同じように、
右 親指側:リアシフトアップ ブレーキレバー側:リアシフトダウン
左 親指側:フロントシフトダウン ブレーキレバー側:フロントシフトアップ
となっていますが、
このシフトレバー:動作 の割り当てを変更できます。
Di2と同じで電動コンポの大きなメリットの一つですね。

上から順に説明していきます。
《Right Hand Shifter only mode》
右手だけで全ての操作が可能になります。
親指側:リアシフトアップ ブレーキレバー側:リアシフトダウン
は同じですが、フロントの操作を親指横の丸ボタンで行います。
《Left Hand Shifter only mode》
左手だけで全ての操作が可能になります。
左レバー の 親指側:リアシフトアップ ブレーキレバー側:リアシフトダウン
フロントの操作は同じく親指横の丸ボタンで行います。
《Standard mode》
デフォルトの設定です。
《Sprinter A〜D mode》
ブレーキレバー側のシフトレバーのみでリアの変速を行うことができます。
デフォルトや機械式ではリアのシフトダウンは親指で操作する必要があり、
下ハンドルを握った状態では操作しにくいとされています。
ブレーキレバー側であれば、シマノと同じで少し人差し指を伸ばすだけなのでスプリント時にも操作しやすくなります。
左右の組み合わせによりA〜Dまで4種類があります。
ここまで、変速のセッティングを見てきましたが、
筆者はActive style 、Shifter mode共にデフォルトの設定を使用しています。
Active styleについては一時期comfortを試しましたが、電動コンポのメリットである多段変速が使えないのと、勝手にギアが変わるのが気持ち悪く、race modeに戻しました。
Shiftermodeについては、食わず嫌いではありますが、機械式と同じカンパらしい割り当てということでstandard modeをずっと使用しています。
その他
メインの機能としては上記の通りですが、右側のDIAGNOSTICS(診断)のページからは
・ファームウェアのバージョンアップ
・エラーの確認
・動作確認(アプリから変速の操作が出来ます)
もできるようです。

まとめ
今回はカンパニョーロの純正アプリ「My Campy」について紹介しました。
個人的には工場出荷時の設定で特に不満は感じませんが、
変速のアルゴリズムやボタンの割り当てが自分好みに変更できるというのは電動コンポの醍醐味の一つでもありますので、色々試してみるのも良いかと思います。
日本語での情報がほとんどありませんので、参考になりましたら幸いです。
ではまた。
コメント
昨年中古で購入したコルナゴにeps v4がついていたので、時間がある時にいろいろ探ろうと思っていました。大変、参考になりました。ありがとうございます。
返信遅くなりすみません。コメントありがとうございます!
コルナゴ✖️カンパ最高ですね!
アプリ、EPSユーザーには必須の情報だと思うのですが、調べても細かい使い方やレビューが全然ないです。海外のサイトやgoogle翻訳、実際に試しながらの執筆でした。
もしかしたら間違っているとところも有るかもしれませんが、お役に立ててとても嬉しいです。
今後もカンパユーザーの方に役に立ったと思っていただける投稿を目指しますので、よろしくお願いします。